横浜で弁護士をお探しの方はお気軽にご相談ください。

弁護士法人心 横浜法律事務所

生活保護を受給されている方の債務整理について

  • 文責:弁護士 湯沢和紘
  • 最終更新日:2021年2月5日

1 生活保護受給者の債務整理

すでに借金がある状態で返済ができなくなり、生活保護を受給することになった、という場合があります。

その場合に、どのように借金問題を解決すればよいでしょうか。

2 個人再生や任意整理は難しい

⑴ 給付を受けた生活保護費の使途についての具体的な法規制は定められていませんので、生活保護費を借金返済に充てることそれ自体が不可能というわけではありません。

しかし、もともと最低限の生活を保障するという趣旨で税金から支給されている生活保護費を返済に充てることは、生活保護の制度趣旨から考えて許容されるかについては別途問題となってきます。

⑵ 生活保護の種類は、法律上以下のようになっています(生活保護法11条1項)。

  • ① 生活扶助
  • ② 教育扶助
  • ③ 住宅扶助
  • ④ 医療扶助
  • ⑤ 介護扶助
  • ⑥ 出産扶助
  • ⑦ 生業扶助
  • ⑧ 葬祭扶助

参考リンク:厚生労働省・生活保護制度

上記のうち、可能性として考えられるのは「生活扶助」に含まれるかどうかというところですが、同法12条において、生活扶助は、「衣食その他日常生活の需要を満たすために必要なもの」(同上1号)とされています。

借金返済が「生活の需要を満たすために必要なもの」とまで解釈によっていえるかと言われると、解釈論としてはやや厳しいように思われます。

そうなると、生活保護費を借金返済に充ててしまった場合、不正受給と判断され、生活保護の打ち切りとなる可能性もあります。

したがって、返済を前提とする個人再生や任意整理による借金問題の解決は基本的にできないと考えられます。

3 自己破産による解決

上記の問題があることから、生活保護受給中の方の債務整理の方法としては、通常自己破産を選択することになります。

自己破産手続きの場合には、免責決定を受けた後の返済は予定されていないため、上記のような問題が生じません。

弁護士費用についての懸念もあるかと思いますが、生活保護受給中の方の場合には、法テラスを利用して手続きを進めることになります。

4 借金問題でお悩みの方は弁護士法人心 横浜法律事務所にご相談ください

弁護士法人心横浜法律事務所は、債務整理に関するご相談については相談料無料で対応しております。

お気軽にご相談ください。

  • 電話法律相談へ
  • 選ばれる理由へ
  • 業務内容へ

弁護士紹介へ

スタッフ紹介へ

お問合せ・アクセス・地図へ

お問合せ・アクセス・地図へ